ファスティングを始めてお風呂の温度が熱いと感じた

2019年10月4日

酵素ファスティングを始めてふと気づいたことがあります。
それは、
お風呂のお湯が熱く感じることです。

いつも夫が入った後に入るのですが、
ここ数日、なんだかお風呂に最初に入った瞬間に「熱っ」て感じです。
最初はさほど気にしていなかったのですが、毎日続くとなんでだろうと疑問に思ってきました。

普段、夫はいわゆる「烏の行水」ってやつで、熱いお湯に長く入ってられない人なので、そのあとに入ると熱いと感じることはないのです。

まだ残暑もあり、体が冷えてるとも思えないし・・・

そこで考え付いたのは、
「体温が下がってる?」「基礎代謝が落ちてる?」
ってことでした。

確かに摂取カロリーを抑えているので、発生する熱エネルギーも減っているでしょう。
その結果体温が下がって、お風呂のお湯が熱く感じたのかもしれないということです。

それはまずい!
基礎代謝が落ちるとういことは、いくら摂取カロリーを減らしても痩せにくくなってしまうということです。

摂取カロリーを減らしても基礎代謝を減らさない方法。
それが最もダイエットの近道なのですが、そうそう上手くいく方法などあるわけがない。
しかし、それを考えないと・・・

一般的に行う方法は食事の代わりにプロテインを摂ることですね。

しかし、プロテインはなんだか合成栄養素のかたまりのようで、どうも飲む気がしない。

Green Planetさんによる写真ACからの写真

もっと自然な方法はないかと考えたところ、
思いついたのは、
体内の温度を上げればいいんだ」ということで、漢方薬で体の中の陽気を上げることにしました。

私の場合は、もともと「冷え」があり、とくに足はいつも冷たさを感じています。

体の内側を温める漢方として「麻黄附子細辛湯」を飲みました。

これは本当に効きますね。
麻黄と附子と細辛という3つの漢方しか入っていないのですが、漢方薬は入っている数が少ないほどシャープに効くとされています。
ほんと、飲んで30分もすると体の芯に温かさを感じます。
不思議なんですが、体が温かくなると体が軽くなるんですね。

それは陽気が増えるからです。
反対に人間は陽気が減るとだるさや倦怠感を感じるのです。

1日1回ですがちょっと続けてみようと思います。

【耳より情報】生薬製剤二号方
足の冷えにお困りの方、血流が悪い方におすすめの漢方についてご紹介します。
血流をよくして冷えを改善します。 「麻黄附子細辛湯」とはちょっと違った作用の漢方薬です。
生薬製剤二号方についてのご紹介は こちら をご覧ください。

えっ、それってドーピングじゃないの??

と思われる方もいると思います。
確かにドーピングです。
健康を薬で作っているのですから。

ただ、体には「ホメオスタシス」という力があって、
それは自分で健康を維持しようとする力です。

今、体温がちょっと下がっているので漢方薬で支えてあげます。
そうすると、体は正しい体温に戻ることが出来てそれを維持しようとします。

そうして今度は少ない摂取カロリーでも普通の体温を維持するように働くのです。
ホメオスタシスが働けるようになれば漢方薬の仕事は終わりです。

そう、漢方薬は体を健康にもって行くまでのお手伝いをしてくれるのです。
漢方薬は健康になるためのものです。
上手に使うことで健康の手助けをしてくれます。

「ホメオスタシス」についてもう少し
ホメオスタシスは「その人の正常」を維持しようとする働きです。
ですので、基礎代謝が高い状態を正常としたら、体は常に高い状態をキープしようとします。
しかし、反対に基礎代謝が低い状態、つまりあまり体が活動しない状態(脂肪燃焼なども低い状態)を正常としてしまうと基礎代謝を無理に上げることなく低空飛行で代謝の少ない体の状態をキープします。結果痩せにくくなります。

その人の体質もあるので100%コントロールできませんが、気分を盛り上げるのと同じで体の基礎代謝も自分で上げていくことはできます。
どの状態を正常に設定するかによって普段すごしている間に行う脂肪燃焼の効率が変わってきます。
ダイエットを効率よく行うには、自分のホメオスタシスを高めに持っていくことがポイントです。
せっかく備わっているホメオスタシスを上手に活用しましょう!

漢方薬はそういったホメオスタシスを上手に働かせるためのお手伝いをします。
健康で効率的なダイエットをお求めの方は漢方薬を活用してみてはいかがでしょうか。
漢方薬を利用して酵素ファスティングをいっしょにやってみませんか!

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